コンサル第9弾
しば犬さん:@afi_ykm
サイト:しば録。~性同一性障害と日常~ | 性同一性障害(FTM)な僕の日常風景。
久々のコンサル案件。ただ中身をみて純粋に思ったのは、過去の葛藤やオペの様子、術後の経過など…。リアル体験すぎて読みふけっちゃいました。
性同一性障害に悩んでいる方は見たらいいのではないかと本気で思ったぐらい。ただ実際を考えるともっと手広く記事を書きたいところ。
今回のコンサル依頼内容は
私のサイトは一応特殊な内容のサイトなのですが、記事が増やせないときもあって雑記も混ぜて更新していたんです。 ですが、1部「雑記を一緒にしないほうが良いのでは」という意見を頂きまして。 (ブロガーさんとかではないのですが) 私自身もちょっと迷っていた時期だったので、専用記事と雑記を分けて運用してみようと思いました。
新しくドメインを取得してサイトを作成し、雑記専用のサイトをつくってそのサイトに雑記を移動しました。 今まで運営していたサイトは専用記事のみを残した状態で新しいサイト記事を移動した際はリダイレクトをかけてました。
日にちが経つにつれ雑記のサイト記事も順位が上がってきてはいたのですが以前ほどは上がらず。 そんな中、専用のサイトの記事の順位が落ちてきてしまいました。 サイトを2つに分けたことにより記事数が減ってしまったので順位が落ちたのかと思ったのと、2つのサイトを更新するのが難しいと感じて結局2つのサイトを運営するのをやめて元通り1つのサイトに戻したんです。 ですが過去に上位にあがっていた記事もどんどん順位が落ちる一方でどうしたらよいかわからなくなってしまいまいした。
当事者視点での書ききった感と、客観的な視点で考えてみるとまた違う物なのかなと思いました。
この疑問を解決できるようにコンサルしていきましょうー!
コンテンツ
トップページから見たSEO視点
人気記事や新着記事、その他カテゴリーと少し多めに分かれています。ユーザーがみたいものにすぐにたどり着けないのはネックかなと。
相談内容にもあったように雑記と性同一性障害は分けてシンプルにするとキーワード選定やサイト設計が楽になると思いました。
あとは素人で申し訳ないのですが、LGBTやSOGIといったことがトップページで分かるといいなと。何がどう違うって知識のない人は知らないので、性同一性障害で悩む人、そういう人が身近にいる人に理解してもらうための記事がトップページにあるといいなと思いました。
聞いたことはあるけど、実際何が違うの?そんな説明があるだけでその中の性同一性障害という部分にスポットが当てられるのかなと思います。
記事単位では書いてあったので確認済みなのですが、集客(調べた人がたどり着く)といった視点を考えるとトップページの設定を
「性同一性障害と日常」┃「FTMな柴いぬの記録」
と変えてみてもいいかもしれません。トップページで性同一性障害のワードをあげていきたいなと。
もちろんしば録自体でアクセスがあるのであれば今のままでも。ロゴもしば録で作成されているのでしば録は残しておきたい。
ただアクセスなどを増やすためには検索される言葉をしっかり選定する必要があるためです。

性同一性障害でどうアクセスを増やすのか
性同一性障害というワードから何を引っ張ってくるか。
記事単位で見ても、キャラがあって分かりやすく個人的には好きです。これやるならアフィサイト作った方がいいんじゃないか?と思うぐらい。
ただ、このサイトの良さって性同一性障害で悩んでいる方がたどり着いて経験談を聞いて、尚且つ相談もできる場所なんですよね。
えげつないほどにリアルな体験ってやっぱりどこにでも重要なんだなって思うぐらい。
もっとこういうことに悩んでる人に見てもらいたいってのが本音。そのためそこに注力してみてもらうことが大事なんじゃないかなと。
性同一性障害(GID)とか(FTM)とかって略称を検索するのかな?って純粋に私はこの略称を調べるまで知りませんでした。
ただ調べてみるとトランスジェンダーとかLGBTというワードがセットになって検索結果に出てきちゃうんですよね。
GIDだからとかFTMだからとかはそこの業界?界隈では使われるようですがまだ一般認知は低いのかなと。
そうなると性同一性障害やLGBTなどを軸として各略称の違いなどをまとめた記事をトップにもってきて、身近にそういう方がいる人に知って欲しい。もう少し一般向けに書くことができると実際に悩んでる人より遠くの人に声が届くのかなと思いました。
これは私たちユーザーの知識が足りないところで起きる現象で、急に私がダーツの4スタンス理論(立ち方)とか、グリップ(握り方)とか、テイクバックがとか言ってもやってる人にしか分からないんですよね。
もちろん中級者や上級者みたいに認知のある人に見てもらうサイトならそれでもいいのですが、しば犬さんが最初色々と検索してたどり着いた時を思い出してキーワードを選定してみると良いかと思いました。
分かりやすい言葉でこの性同一性障害というものを伝えてみてはいかがでしょうか?
このジャンルでアドセンスはセーフ?
実際問題際どいというか扱う物が「性」のためアドセンスはやめた方が無難でしょう。今後雑記を別に分けるならそちらのみの運用がいいかもしれません。
私がアダルトやエロのジャンルをやっていないためはっきりとお伝えすることが出来なくて申し訳ないのですが、アダルトコンテンツとみなされないような工夫が必要になってくるかと思います。
例えば、オペの体験談の部分で乳の画像を載せていますが、からだの一部をアップすること、ヌードとみなされた場合アダルトコンテンツとして警告を受ける場合があります。
パスグッズに関しても人口用のアレとかソレとかがリンク先にある以上、コンテンツとして怒られる可能性があります。
ちなみにめっちゃ見ました。まじかーって思うぐらい見ました。値段もしっかりしてました。用途もさまざまですげぇって思いました(語彙力)
再度コンテンツポリシーを見直して対応するのがベターです。
アドセンスアカウントが消されてしまったら復活は容易ではありません。トップページがアダルトでないので、記事単位の広告変更で大丈夫だと思いますがコンテンツの内容によって都度都度悩まなきゃいけない点だけ注意してください。
サーバーもアダルトOKなところに移設が無難
現在の使用サーバーがエックスサーバーということで、できればミックスホストの方が安心かなと。
消されたら復元するのも大変ですし、ここまでの体験記は残しておきたい。
個人的には名前の変更方法とかオススメの書籍とかまだまだ知らないこといっぱいあるんだなって思いました。
だからこそ変なところで失敗して欲しくなく、お金はかかりますがサーバー移転とアドセンスの運用について提言させていただきました。
性同一性障害でマネタイズ
ここがなかなか難しい。特化させてアクセスを増やして横展開が無難な気がします。
個人的に思いつくのはLGBT関連の出会い系アプリとかなのかなと。あとはなかなかお店に買いに行けないグッズの物販がメインとなるでしょう。
お金を稼ぎたいというのがゴールなら出会い系でもいいのかもしれませんが、このサイトをみて思うのは性同一性障害で悩んでいる人(しば犬さん)の先駆者としての記事かなと思うんですよね。
今悩んでいる人を助けたいという意思があるので、変にマネタイズせず必要なものを紹介していくスタイルが私は好きです。
育毛剤は大丈夫なん?なんてそのまま案件に持っていけそうですし、アドセンスではなくアフィに持っていきたいなぁと。
パスグッズなんて用語すら知らなかったし、すごい物いっぱいあるしw
どのワードで取りに行きたいかは悩みどころですが、この記事が昔収益化できていたというのでここから取り掛かろうかと思います。
まとめ記事と個別記事で内部リンク強化
現在あるパスグッズまとめ記事も厳選してあるのでコレはこれで。
ただ用途別にまとめもほしいなと。それか個別記事で網羅性を高めたい。
まずはナベシャツのまとめ記事を一つ。そして使ったことがある商品であれば個別記事で使用感や締め付け具合などを紹介してあげると良いでしょう。
男装コスプレにも需要があるみたいなので、胸のサイズ別や平たい具合など紹介できる範囲でテンプレを作って各商品紹介するのも良いでしょう。
もし今現在自分で着用できなくても、経験とリサーチで記事を書くでも良し、書いてもらうでも良し。知ってもらうというためのサイトとして作るなら私ならそこまで詳細にしたいなと。
どんな感じでかくか悩んでいる場合は「ナベシャツ」で上位記事を見てみると良いでしょう。しば犬さんがこれ役に立ったなと思うのをまた自分の立場でかけるようにするだけです。
コスプレの需要はあっても性同一性障害で悩んでいる方に響くライティングができるのはしば犬さんだけだと思って書いてみましょう。
あとは偽〇ンまとめ、パンツまとめ、など部位的な部分の悩みに直球で勝負していく方が個別記事自体はあがりそう。キーワードの選定はキーワード関連取得ツールで!
アマゾンや楽天の物販で勝負
さすがに多くは売れないと思いますが、商品の販売があるようなのでAmazon,楽天の関連記事は残して安く買う方法としてまとめるなどすると良いのかなと思います。
自己アフィも含めここにたどり着いた人が安く買えたり、収入を得られるといったメリットがあるのですが、導線が欲しい。
記事下にCTAとして入れるなどして露出を増やしてみてはいかがでしょうか?なぜ稼げるのか?なんで20%オフでアマゾン買えるのか?をキャッチコピーやセールスコピーとして一言入れておくとクリック率が上がりそうです。
ブログ運営や関係のない物は雑記ブログに
最初に相談のあったサイトを分けるか統一するか。
個人的には仕分けしてはっきりと分けたい。性同一性障害で悩んでいる方がたどり着いて急にブログ運営でいくら稼ぎました!とか言われても見ないですよね。
性同一性障害というキーワードで来てもらった人に何を見てもらって何を知ってどうして欲しいのか?
彼氏彼女が作りたいならマッチングアプリの紹介をするし、薄毛で悩むなら育毛剤を紹介する。お金に困ってるなら稼げる方法を教える。そんな感じで横展開でマネタイズも見えてきますが、それ以外の記事を見に来ていないからサイト全体としての評価落ち原因のひとつになっているかもしれません。
もちろんジャンル的なものも含め、アップデート対象だったのかもしれない。アクセスが落ちた原因というのは定かではないですが、リダイレクトしてあがっていても落ちることはあります。ドメインパワーのおかげでメインサイトであがっていただけかもしれない。
時期が時期だけにアップデートが疑われますが、下がったならリライトしてあげる努力をしましょう。
タグが壊れてる記事も何個かありました。モチベーションが下がっていると仰っていたのですがやれることやらずに前に進むことはありません。
トップページの設定方法
検索ユーザーがたどり着くように設定することが大事になってくるかと思います。
アフィサイトだとトップページにざっとまとめが書いてあると思うのですが(LPやキラーページとして)LGBTや性同一性障害、GIDやFTMなど性に対する認識の違いを伝えられると良いと思いました。LGBTで調べるとトップにこの記事がありますが、同じような形で模倣しても良いなと感じます。
そこを理解した上で何に苦しんだのか、どんなことがあったのかという体験談がリンク先にあったり、しば犬さんと同様FTMで悩んでる人にナベシャツやパスグッズを紹介し、こんなものがあるなら問題が少しでも解決できると思ってもらえるよう導線を組んでみてはいかがでしょうか。
記事のリライトについて
厳しいことを言っちゃいましたが、順位をあげたいのに何もしなくてあがるわけではありませんので、リライトを実施しましょう!
デイリークエストのように淡々とこなしていくだけですが、なんだかんだやる気が進まないのは私も理解してますw
なのでタスク化しちゃいましょう。
やる気がない日はタグの見直し。それだけ。最低1日1記事タグだけをチェックする。1個終わればなんだかんだ進むはずです。
やる気がある日は、今まで取れていた記事やアクセスのある記事の見直しをしましょう。
このタイトルキーワードでどんな検索需要を満たしてどんな人が来てくれるのか。そのキーワードがちゃんと記事内にも入っているのか?
胸を潰す方法という記事があるのですが、検索ニーズを調べると男装コスプレや巨乳の悩み、ちゃんと潰せるのかどうかというのがメインです。
FTMだから悩んでいるというわけではなく、潰したい理由があるってことですね。どっちに寄せるかはお任せしますが、ニーズがあるものに寄せていく方がアクセスは集まるでしょう。
たかがコスプレかもしれませんが、男装に興味があるって結構一歩手前の状態なのかな?って思う部分もあり、偽〇ンや股間の膨らみも再現したいとか思うのかなと。
個人的には「男装コスプレが似合う体になるために胸を潰す方法」とか「和装が似合うのはぺちゃパイ 胸を潰す方法」など需要のあるワードを入れていきたいと思いました。
コスプレ用や和装に合うをアピールしても良いですし、各見出しを付けてあげたり別記事で訴求したりと対応すると順位も上がりそうです。
ニーズは「胸を潰すことを」そこに男装コスプレや和装が似合うっていうワードがあるなら見出し(H2タグ)として入れておくだけでも変わります。
一度サイトの見直しをしてみるのも手
サイト設計を1から見直して必要なものを入れていくというスタイルもありかもしれません。
先ほどお伝えしたキーワード関連取得ツールで出てきたサジェストからニーズを拾って行くパターン。
もちろん知恵袋などには悩みが載っているので、その解決を書いてあげるのも手。
検索結果と照らし合わせながらそのキーワードで1位を取りに行きましょう。
しば犬さんのサイトは性同一性障害で悩んでいる方に光を。そんなイメージです。それに関するキーワードを網羅して今悩んでいる人を助けるために記事を書いてみてはいかがでしょうか。
まだまだ悩んでいたこと細かいことも大きなこともいっぱいあるはず。モチベーションがあがらなくてある程度記事書いて終わっちゃったって思っているかもしれませんが、キーワード関連取得ツールで出てきたサジェストで書いてないものがあれば、追記したり新規記事として書いてみてください。
検索意図が同じワードであればそれを1記事にまとめてあげるのも良いでしょう。
まとめ
記事単位では分かりやすく、書き手の個性もでておりスラスラと読み進めることができました。
体験談も生々しく、Twitterアンケートも駆使して客観的データも揃えています。
ただ、どこにどんな記事があるのか見てほしい導線をしっかりと作ってあげるともう少し読まれるのかなと。
アナリティクスを見たわけではないのですが回遊率は高そうです。読者が迷子にならないような導線づくりがカギとなりそう。
身近な人が性同一性障害で悩んでれば、どういうことで悩んでいるか、解決策や病院などの紹介をコンテンツに回せるでしょう。
本人が悩んでいれば、自分の悩みと共感する記事に飛んでいくでしょう。そして解決方法へたどり着くはずです。
しば犬さんが設定したキーワードにどんなペルソナがいるのか?どんな人がこのワードを検索するのか、記事単位で考えて書くことが今後サイトを改善していくための道筋になりそうです。
最後に、YMYLに引っかかりそうなジャンルでもあるため、難しいところもあるかと思います。ここはGoogle神に委ねるしかないでしょう…。
雑記の方も、カテゴリー単位で記事をまとめてあげて、誰のための何のサイトなのか分かるようにすると雑記の中でも特化できる分野が出てくると思います。
アフィリエイトをやるのであれば、そういったところを形にしていくと良いかと思います。
全体のサイト設計やキーワードの選び方、グルーピングやリライト方法などについては記事内で全てお伝えすることができないため申し訳ありません。
これを教えて実行してリライトしてとなると月単位かかってしまうので…。
その他、内容について気になる点がありましたらご連絡ください!
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