「まずルールを触って覚えたい」「迷った場面を振り返りたい」「今日の費用や結果を残したい」。みちくさの無料ツールは、目的に合わせて選べます。
この記事では、はじめての1ハンド・Poker Review・ポーカー記録帳の違いと、使い始めの手順を紹介します。最初から3つ全部を使う必要はありません。今やりたいことに合う1つから始めましょう。
どれを開けばいい?目的で選ぶ3つのツール
- ルールの基本を練習する:はじめての1ハンド。カードを選び、行動やチップの動きを確かめる教材です。
- 迷った1場面を振り返る:Poker Review。短いメモを入口に、カードや状況を補足して復習できます。
- 1回のプレーを記録する:ポーカー記録帳。日付・費用・獲得したものなどを残し、同じ単位ごとに集計できます。
Poker Reviewは「そのハンドで何に迷ったか」、記録帳は「その日に何を支払い、何を受け取ったか」を残すときに使います。ハンドの細かな経過と、1日分の記録を分けると、後から探しやすくなります。
はじめての1ハンド|画面に触れて基本を確かめる
まだ行動名やチップの動きがあいまいなら、はじめての1ハンドから。画面のチップは練習用で、お金を使わずに進められます。
- ページを開き、最初の「01 役をつくる」で、自分の手札と共通カードから5枚を選びます。カードはもう一度押すと選択を外せます。
- 5枚を選んだら「この5枚で決定」を押し、表示された説明を確認します。
- 続いて、行動を選ぶ練習、コールで足すチップ数の練習へ進みます。迷った言葉は「用語と役の早見表」で確認できます。
- 基本を確かめたら、ガイド付きの「04 1ハンド体験」へ。最後に「05 ひとりで挑戦」で、自分で行動や使う5枚を選びます。
ガイド付きの体験には、勝つ・負ける・引き分け・ほかの人が全員降りる例があります。相手の行動は教材用に決まっています。練習の答えが分かることと、実戦で勝てることは分けて考えましょう。オールインやサイドポットなどは、この教材の対象外です。
スマホで練習メニューが全部見えないときは、メニューを横にスクロールできます。「05 ひとりで挑戦」で迷ったときは「ヒントを見る」を開き、選び直して進められます。
紙のカードでも練習したい場合は、カードだけでできる3つの練習へ。この記事では、ツールを開いて進める手順を中心に紹介しています。
Poker Review|まずは短いメモを1件残す
Poker Reviewは、プレーが終わった後の復習用です。最初から全項目を埋めようとせず、覚えている場面と迷った選択を短く残します。
- 上部のメモ欄に、場面と迷った選択を書きます。例えば「ターンで大きくベットされた。コールするか迷った。相手の手札は不明」のような短いメモで構いません。
- 「ひとまずメモを保存」を押します。保存後は「保存したメモから再開」で、該当するメモが残っているか確認します。
- 詳しく残せるときは、任意の補足欄を開き、自分の手札・共通カード・席・アクションなどを追加します。分からない部分を推測で埋める必要はありません。
- 詳細を追加したら「詳細を含めてメモを保存」。自分の説明を書き足した場合は、説明の保存ボタンも確認します。
メモの書き方や操作例は、初めての振り返りメモで確認できます。記録項目と架空の1ハンド例に加え、この例をPoker Reviewへ入力する手順と、AIの回答を読んだ後の確認手順も紹介しています。
AIに相談したいときは、自分の説明を整える欄へ進みます。「相談内容をまとめる」は、記録と説明を相談用に整理するためのボタンです。AIへの自動送信はありません。相談文を作る前に、他人の実名・アカウント名など、学習に不要な情報が入っていないか見直してください。「相談文をコピー」で文章をコピーし、必要なら自分でAIサービスに貼り付けます。相談文を編集したら「相談文・変更を保存」も押しておきましょう。この記事では外部サービスへの登録や有料契約は扱いません。
任意のエクイティ計算では、自分と相手1人の手札を設定して、カード条件ごとの期待取り分を検証できます。検証用に置いた相手の手札は、実際に見えた手札とは別です。この数値だけでベットやフォールドの良し悪しは決まらず、実戦の勝率を保証するものでもありません。
ポーカー記録帳|費用と結果を、単位を分けて残す
ポーカー記録帳は、1回のプレーをまとめて振り返るためのツールです。最初は、日付と分かる費用から入力できます。
- ホームの「終わったプレイを記録」を開き、プレイ日を確認して、トーナメントかリングを選びます。場所・店舗は任意です。これは終わったプレーを入力する手順で、「ライブを始める」とは分けて使います。
- 支払ったものを入力します。金額・枚数だけでなく、単位が現金・ポイント・チケットのどれかも確認します。無料参加は0を入力します。
- 受け取ったものを入力します。獲得がなかった場合は0、まだ分からない場合は空欄にします。
- 未確定なら「途中で保存」、費用と結果が分かったら「記録を保存 →」を選びます。
- 「振り返り」を開き、「履歴」で保存内容を確認し、「グラフ」で同じ単位ごとの結果を見ます。途中の記録は確定収支に入りません。
現金は通貨ごと、ポイントは発行元・ポイント名ごと、チケットは種類ごとに分かれます。ポイントやチケットを円に置き換えたり、現金と合算したりしません。ポイント名やチケット名は、毎回同じ表記にそろえると見返しやすくなります。
例えば「参加費を現金3,000円支払い、店舗Aのポイントを2,000ポイント受け取った」という架空の記録なら、それぞれを別の単位で入力します。「差し引き1,000円の支出」とは計算しません。換金できることを示す例でもありません。
必要なら、詳しい記録欄に時間・交通費などの費用・短いメモを足せます。金銭のやり取りや参加を勧めるツールではなく、自分が使った費用と結果を把握するために使いましょう。
保存した記録は、自分でも書き出しておく
Poker Reviewとポーカー記録帳は、同じ端末の同じブラウザ内に記録を保存する仕組みです。端末を変えても自動では同期されません。ブラウザのデータを削除したり、シークレットモードを閉じたりすると、記録を失う場合があります。
- Poker Review:「保存したメモから再開」→「メモのJSONバックアップ・復元」→「メモ履歴をJSONでバックアップ」で書き出します。戻すときは同じ欄の「メモのJSONを選ぶ」でファイルを選び、件数を確認して「メモ履歴に追加して復元」を押します。同じ内容は追加せず、同じIDでも内容が違うものは別のメモとして追加します。「従来のハンド記録」のJSONは、下の「従来のハンド記録・保存履歴・JSON復元」から扱います。メモ用JSONと取り違えないようにしてください。
- ポーカー記録帳:保存済みの記録は「保存・設定」→「JSONを書き出す ↓」から保存します。戻すときは「JSONファイルを選ぶ」で選び、追加・更新・変更なしの件数を見て「この内容で読み込む」を押します。同じIDは更新日時が新しい記録だけ置き換わるので、復元前のJSONも控えておきましょう。進行中のライブ記録は、このJSONには含まれません。ライブ画面の「進行中の記録をバックアップ・復元」→「進行中のJSONを書き出す」で別に保存します。ライブJSONを戻すときは、同じ欄の「ライブ専用JSONを選択(最大2 MiB)」で選び、開始時刻・場所・バイイン件数・状態を確認して「このライブ記録を復元」を押します。進行中のライブ記録がある間は、上書きを防ぐためファイルを選べません。まだ確定していない入力欄の内容はライブJSONに含まれないため、画面の案内も確認してください。端末やブラウザを変える前に、必要なファイルを手元へ残します。
- 書き出した後:ファイルが保存されたことと、中身を扱える場所に置けていることを確かめます。記録には個人的な内容が含まれるため、共有先にも注意してください。
保存や読み込みのエラーが出た場合は、保存できたと思い込まず、入力した文章を別に控えてください。Poker Reviewには、入力中の文章をコピーして保管するボタンもあります。復旧を急いでブラウザのデータを消すと、残っている記録まで失うおそれがあります。
最初の1回は、ここまでで十分
- ルールを覚えたい日:はじめての1ハンドで、最初の5枚選びを終える
- 迷ったハンドがある日:Poker Reviewに短いメモを1件保存する
- プレーを終えた日:記録帳に費用と結果を1件残し、履歴で確認する
ツールを使う復習は、プレー終了後に落ち着いて行いましょう。進行中のハンドで判断を調べるためには使わず、会場・主催者のルールに従ってください。分からなかったことが1つ残れば、次に読む記事や練習を選べます。
Poker Reviewはβ版、ポーカー記録帳は試作版です。更新で表示や手順が変わる場合は、リンク先の最新の案内を確認してください。基本から学ぶ順番は、学習ロードマップにまとめています。
確認したツールと案内
掲載内容の確認日:2026年10月15日(日本時間)。本文の記録例は説明用の架空例です。ツールの利用や練習によって、勝利や収益が保証されるものではありません。

