無保険加害者との交通事故、裁判まで持ち込んだら勝利できた実体験

交通事故を起こしてしまった10年も前の話なのだが、Twitterで興味がある方が多く、今回の記事執筆に至った。

 

そんなどうでもいいつぶやきをしているアカウントがこちら→@harrisshawk

 

無保険なんて都市伝説に思っている方もいらっしゃるでしょうし、裁判を行っても取れないんじゃないか?といった不安が解消されればと思います。

 

ちなみに交通事故の相手は中学校の同級生ということもあり、飛ばれそうになったのが裁判を行ったきっかけでした。

 

向こうの両親から電話がかかってくるわ、裁判取り下げろなんて色々メンタルもやられましたが、相手の対応が気に食わないというのが一番でしたね。

 

無保険相手の事故について、裁判まで至った件と結果をお伝えします。

 

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駐車場内での事故 基本の過失割合は5:5

交通事故には種類によって基本的な過失割合があります。

図解は苦手なので、今回の事故パターンに合わせて参考リンクをはらせて頂きます。

基本パターン 駐車場内での出会い頭衝突5:5

 

基本的に駐車場での事故と考えると、車を止める時に隣の車に当ててしまったなどが浮かぶと思いますが、がっつりバックで私の車の側面にぶつけられました。

 

駐車場といえど、色々なパターンがあり、道交法に基づく形で過失割合が定められています。

左方優先などですね。

今回の事故はこちらに当たるのですが、

 

問題としては、私の車が直進側だと8割私が悪いという点

ただし、私が突っ込んだ側ではなく、しかも私の車の後ろサイドにぶつけられたのが幸運というべきでしょうか。

 

それであっても、私が入っている保険会社としては5:5という言い分を貫き通していました。

 

相手が無保険の場合、自分の保険会社は関与しない

保険会社同士のやり取りは実施するのですが、私は車両保険には入っていませんでした。

事故相手や、損害賠償に対する保険ということです。

 

お互い怪我もなく済んでいたこともあり、示談ならご自由にどうぞというスタイル。

オプションで弁護士サービスなどがあれば、利用できる場合が多いようですが、それも保険適用があるからこそ使えるサービス。

 

私のように自損保険に入っていない場合で、相手が無保険の場合は保険会社が支払う必要がないため動いてくれません。

 

最近の車なら車両保険にも入っていることでしょうから、弁護士サービスはつけておくと便利です。

自損扱いで保険を落とそうとすれば、保険会社はお金を払わなければならないため、保険会社が動いてくれます。

 

自分で弁護士を探す苦労や、相談する手間暇を考えると費用対効果はでかい。

ただし、ご自身の周りに頼める弁護士がいるのであれば、そちらにお任せするのも一つの手です。



10年落ちの車は中古市場の値段を提示しましょう

レッドブックというのがあり、

この車のこの年式の車はいくらです。

といった、中古車相場が書かれています。

 

相場は変わっていくもので、古い車でもアンティークな車や、中古車市場で人気のある車は中古車相場が変わってきます。

 

私の車はちょうど10年落ちだったため、値段がつかない状態でしたが、当時ドリフトで人気になっていた車種で、中古相場は60万程ついていました。

 

もちろん古い型は値段が安く、きれいな車は高く売られているのは当たり前なのですが、そんなの裁判官は知りません。

 

この後に記載しますが、裁判の資料は自分に有利なものを用意する。

ここが一番大事です。

 

示談成立ならず、裁判沙汰へ発展

当時はこの60万で示談を成立させ、お金を頂ければいいと思っていました。

 

ただし、双方に残る形で書面に残すことが大事になります。

 

中学校の同級生だったということもあり、住所も分かるので飛ばれることはないと思いましたが、

俺は悪くないからお金なんて払わない

いるんですよ、無保険ならではというか、こういう人が!


だから自衛のためにも裁判の手順ぐらいは覚えておきましょう。

 

こっちは書類まで準備して支払ってくれればいいやと思っていましたが、この辺で堪忍袋の緒が切れましたね。

 

ハリス
ハリス

なら裁判しよ。書類送っておくからよろしく!

 

まぁこの時はまったくの無知だったため、帰ってからすぐさま調べまして裁判所へ出向くことになります。



少額訴訟か通常訴訟か それか示談という選択肢

裁判って意外に「判決!」っていう場面あまりないんですよ。

片方が絶対にイヤと言わない限りは、この金額で手を打ちましょう的な形に収まります。

ということで、少額訴訟と通常訴訟の違いについてお話を。

 

少額訴訟のメリット

  • 裁判手数料が安い
  • 1日で終わる

通常訴訟のメリット

  • ある程度納得いくまで話し合える
  • だいたい最後は示談になる
  • 60万円以上の場合は全てこれ

少額訴訟のデメリット

  • 控訴できない(異議申し立てはできる)
  • 60万円以上の場合は通常訴訟のみ
  • 相手側が通常訴訟を望んだ場合は通常訴訟に移行

裁判のデメリット

  • ガチでめんどくさい
  • 期間がかかる(最低でも半年程度
  • 毎回資料作成に追われる
  • 月1回なので毎月行く時間を取らなければいけない

 

少額訴訟だと提訴するのにそこまでの費用がかからないことが分かると思います。

請求する金額(訴額) 手数料
~10万円 1,000円
~20万円 2,000円
~30万円 3,000円
~40万円 4,000円
~50万円 5,000円
~60万円 6,000円

 

この他にかかる費用として、郵便切手代を前納しなければいけません。

 

相手が一人なら3000~5000円で一人増えていくごとにいくらか必要になります。

 

書留みたいなの送るのに費用は自分持ちってことで考えてもらえれば分かりやすいかなと思います。

 

あとは、裁判所までいく交通費、遠い場合は宿泊費なんかが、かかる費用としてあげられます。

 

詳細は裁判所のホームページに載っているので、裁判行う際は絶対に確認してね。

 

請求金額によって手数料も上がっていくため、通常訴訟時に吹っ掛けることもできますが、手数料の無駄になる場合があるので要注意。

 

双方ともに裁判のやり方、進め方は裁判所で教えてくれます。

 

というよりも弁護士つける必要がない事案であれば、めんどくさいけど裁判所に行って話を聞いてもらうのが手っ取り早いです。

 

事前に準備するもの

今回は交通事故を例にして話しますが、主に修理費用ということになります。

 

修理代の見積もりがいくらだから支払ってほしい。

 

その根拠となるもの、事故の過失割合についての根拠などを提示しなければいけません。

 

私の場合は、中古車10年落ち、レッドブックで10万という評価だと修理しても10万しか出せないというのが保険屋、無料相談の弁護士の見解でした。

 

さて、ここで先ほど話した自分が有利になる情報を用意するということ。

 

中古車市場で同じ型の綺麗なやつをピックアップして、その平均値を請求することにしました。

 

フレームに傷が入っていたため、全損扱いにできたことが不幸中の幸いでした。

 

私が用意した平均値は80万

 

これで車の修理代に関しての資料は完成し、あとは事故現場の写真やグーグルマップ、事故の流れや破損個所の照らし合わせを行い、裁判に臨むことになりました。

 

同じ書類を三部用意し、裁判所で書類を書いて、お金を支払い手続き完了。

 

ちなみに提出した書類でしか裁判の話は進まないため、不利になりそうなものは出さないで大丈夫。

相手が提出してきたら、それに対するお返事をするのが裁判のやり方です。

 

訴状は自宅と相手の住所に送られる

ここには、相手に何か提出するものがあるなら裁判当日までに送ってねと書いてあります。

 

ちなみに、毎回裁判の後に今回出た話の中から自分の都合の良い情報だけ持っていくため、回数が伸びるように感じました。

 

1回裁判が終わるとお互い資料を用意し、裁判当日にその資料を見て話し合い…それを繰り返します。

 

少額訴訟なら1日で終わるため、60万以下の訴訟であれば、気が楽ですね。

 

裁判所からの通知にビビって相手方から泣きつかれる

裁判所からの通知って、普通の人じゃあまりみないですよね。

 

私も送る側でしたが、自宅に届いた時はなぜかヒヤッとしました。
(悪いことはしていないはずだが…w)

 

相手の親からは

「あの金額は払えませんが、お話できませんか?」

「逆に訴えてやる」

 

とか、色々ありましたが、当日お越しいただきお話しましょうということで電話は切りました。

当人と会って払う意思がなかったから、こっちは裁判しとんじゃボケ!

 

法テラスという、無料相談がある

相手が訴えると言った先は法テラスでした。

 

無料法律相談といったところでしょうか。

 

ちなみに裁判まで行くと、ここは手出しできません。

 

弁護士として雇わないと助けてくれない形になりますので、無料相談のみが主だった利用方法になります。

 

示談がしたいから来てくれと言われ、行ってきましたよ。

法外な金額を請求してきて、急に裁判なんてどうにかしてる!

10万なら払うと言っているのに、治療費まで請求してきて法外だ!

そういえば、私は翌日病院でむち打ちの診断を受けていたので、それも添付して裁判所に送っていました。

 

事故のせいですよ。

 

それを証明するために、みんな事故のあと救急車呼んで病院へ行くのです。

 

事故当時は少し痛いぐらいで済むかもしれませんが、意外に交通事故のダメージってでかいため、病院は行っておくのがベスト。

 

相手が無保険とか、保険屋相手でも損害賠償請求が可能になります。

 

こちらはそのように言っていますが、裁判の手続きされたんですよね?取り下げとかは?

ハリス
ハリス

最初に示談で話を進めていたのですが、納得いかないようなので裁判にゆだねようと思います。

裁判になると、こちらかは何も言えません。 以上解散!

まぁ裁判の手続きは終わっているため、「取り下げのお願い」という形でした。

 

最初から頭下げてたら50万で許してあげたのに、裁判となり、治療費の請求含めトータル120万ぐらいの訴訟になっています。

 

裁判初日はいかなくてもいい

初日って顔合わせだけなんですよ。

 

お互いの書類見て、内容の確認。

 

「何かあれば書類送ってください、次回は何日です。」

 

ほんとこれだけ。最初だからマジでドキドキしたのに。

だからと言って行かないと心証も悪くなると思うのでとりあえず行っておきましょう。

 

裁判所で私が入る前の時間帯は債権者の裁判があった

債権回収会社と思われる方と裁判官のみ。

 

淡々と書類が読まれ終わっていくだけの裁判。

 

訴状とか、督促とかそういうのでしょうか。

 

それだけ債権者がいるということにびっくりしたのと、相手ってここにいないんだなぁと不思議に思ったという話。

 

裁判の結果 80万を勝ち取り勝利した。(示談)

トータル6回ぐらいですね。

 

毎月毎月相手の反論文書の答えを書類にして裁判所に送ることが仕事になります。

 

急にありえないこととか言ってくるので、そこは要注意。

 

反論時に論拠がないと認めてもらえませんし、リサーチが大事です。

 

ちなみに嘘をついたら虚偽になりますからね。

 

リサーチした結果に基づくこちらの見解と客観的な証拠という部分を集めて勝負しましょう。

 

裁判で話を進めていると、相手がバック駐車していたことから、本気で自分が悪いとおもっていないという点で裁判は難航しました。

 

修理金額や治療費については、金額が出ているため反論はないと思っていましたが、

あそこの車屋は違法だ!

その見積書は偽物だ!

怪我なんて嘘だ!

とか普通に言ってくるレベルなので要注意です。

 

見積書や診断書の原本も資料として手元に置いておきましょう。

私はバックが苦手で、後ろなんて見えるわけがない。

もう免許返せよ。

 

じゃあ運転すんなよ。

 

 

どうせ夜のバックも・・・

 

裁判中に言い訳聞きながら一人でニヤニヤしていました。

 

判決が出ない場合は過失割合等は出ない。

6回目の裁判で悪いとは認めた相手。

 

ただ金額にいつまでも納得がいかないようで。

 

裁判官からいくらならいいか?というのをお互い個別で何度も聞かれ、80万で示談するという結果になりました。

 

私としては、事故当時の示談金より多く請求しましたが、20~30万のために半年間、資料を作ったり、メンタルやられたりといった点では儲かったとは言いずらい金額で落ち着きました。

 

むしろ金額というより、ざまぁみろ感がすごかった今回の裁判。

 

示談終了後、日比谷公園でコーヒー飲みながら一服しているときにようやく

 

終わったな。

 

って思えるぐらいやり切った感と、脱力感がすごかった。

 

無保険相手の交通事故まとめ

自動車保険に入っていない程度の人なので、知識やお金はないと思うべし。

 

言いがかりが一般常識外れすぎてヤバイ。

 

最悪の場合差し押さえを検討しましょう。

 

裁判に勝ったからと言ってお金が確実に支払われるわけではありません。

 

そこんとこ詳しくは弁護士なり、法律の専門家に聞いてくださいな。

 

ということで、ハリスが経験した無保険相手への報復裁判でした。

 

無保険の方は是非保険に加入しましょう。

 

自腹で厄介な相手に当たると慰謝料だけでかなりの金額になります。

保険も自分に合ったのを見つけたいですよね?調べずに加入すると損する場合もあります。

一括査定で、損せずあなたにあった保険を探してみましょう!少しでも安くすることで毎月の家計を圧迫することのない保険が見つかるかも。