プライベート

無保険加害者との交通事故、裁判まで持ち込んだら勝利できた実体験

無保険相手からの事故裁判まで持ち込んだ話

2008年頃だろうか?ゴールド免許で、運転に自信はあったのだが、駐車場で交通事故にあってしまった。

駐車場での交通事故の基本過失割合は5:5。

どんな状況であっても基本の割合というのがあるそうで、詳しくは調べてほしい。

ただ、問題なのが「本当にこっちが悪くなくても半分は負担しなければならないのか?」

という点。

相手が保険に入っていれば、保険屋同士の話し合いになると思っていたのだが、無保険という。

そして「俺は悪くない!」を一点張り。これじゃどうしようもならないのでお金を請求したのだが…。

無保険なんて都市伝説に思っている方もいらっしゃるでしょうし、裁判を行っても取れないんじゃないか?といった不安が解消されればと思います。

ちなみに交通事故の相手は中学校の同級生ということもあり、飛ばれそうになったのが裁判を行ったきっかけでした。

 

向こうの両親から電話がかかってくるわ、裁判取り下げろなんて色々メンタルもやられましたが、相手の対応が気に食わないというのが一番でしたね。

無保険相手の事故について、裁判まで至った件と結果をお伝えします。

駐車場内での事故 基本の過失割合は5:5

交通事故には種類によって基本的な過失割合があります。

図解は苦手なので、今回の事故パターンに合わせて参考リンクをはらせて頂きます。

基本パターン 駐車場内での出会い頭衝突5:5

基本的に駐車場での事故と考えると、車を止める時に隣の車に当ててしまったなどが浮かぶと思いますが、がっつりバックで私の車の側面にぶつけられました。

駐車場といえど、色々なパターンがあり、道交法に基づく形で過失割合が定められています。

左方優先などですね。

今回の事故はこちらに当たるのですが、

問題としては、私の車が直進側だと8割私が悪いという点

ただし、私が突っ込んだ側ではなく、しかも私の車の後ろサイドにぶつけられたのが幸運というべきでしょうか。

 

それであっても、私が入っている保険会社としては5:5という言い分を貫き通していました。

相手が無保険の場合、自分の保険会社は関与しない

保険会社同士のやり取りは実施するのですが、私は車両保険には入っていませんでした。

事故相手や、損害賠償に対する保険ということです。

 

お互い怪我もなく済んでいたこともあり、示談ならご自由にどうぞというスタイル。

オプションで弁護士サービスなどがあれば、利用できる場合が多いようですが、それも保険適用があるからこそ使えるサービス。

私のように自損保険に入っていない場合で、相手が無保険の場合は保険会社が支払う必要がないため動いてくれません。

自分の保険を一度見直してみましょう。無料で一括見積ができ、一番安い保険を探すことが出来ます。


最近の車なら車両保険にも入っていることでしょうから、弁護士サービスはつけておくと便利です。

自損扱いで保険を落とそうとすれば、保険会社はお金を払わなければならないため、保険会社が動いてくれます。

 

自分で弁護士を探す苦労や、相談する手間暇を考えると費用対効果はでかい。

ただし、ご自身の周りに頼める弁護士がいるのであれば、そちらにお任せするのも一つの手です。

10年落ちの車は中古市場の値段を提示しましょう

10年落ちした中古車は、市場価値が下がるというのが普通です。

ですがレッドブックというのがあり、

この車のこの年式の車はいくらです。

といった、中古車相場が書かれています。

 

相場は変わっていくもので、古い車でもアンティークな車や、中古車市場で人気のある車は中古車相場が高くなっています。

逆に一般的な大衆車だと、10年もたつと価値がつかない状態に。

 

私の車はちょうど10年落ちだったため、値段がつかない状態でしたが、当時ドリフトで人気になっていた車種で、中古相場は60万程ついていました。

180SX180SX

もちろん古い型は値段が安く、きれいな車は高く売られているのは当たり前なのですが、そんなの裁判官は知りません。

 

この後に記載しますが、裁判の資料は自分に有利なものを用意する。

ここが一番大事です。

示談成立ならず、裁判沙汰へ発展

当時はこの60万で示談を成立させ、お金を頂ければいいと思っていました。

ただし、双方に残る形で書面に残すことが大事になります。

口約束での支払いは、トラブル発展後には証拠がないといわれてしまうため要注意です。

中学校の同級生だったということもあり、住所も分かるので飛ばれることはないと思いましたが、

同級生
同級生
俺は悪くないからお金なんて払わない

いるんですよ、無保険ならではというか、こういう人が!

だから自衛のためにも裁判の手順ぐらいは覚えておきましょう。

こっちは書類まで準備して支払ってくれればいいやと思っていましたが、この辺で堪忍袋の緒が切れましたね。

「なら裁判しよ。書類送っておくからよろしく!」

まぁこの時はまったくの無知だったため、帰ってからすぐさま調べまして裁判所へ出向くことになります。

少額訴訟か通常訴訟 または示談という選択肢

さて、裁判ってどうやるんだろう?と私も考えたので、まずは相談に。

話を聞くと、「何がどうなってどうなった?」という経緯。
請求金額、内訳・請求相手

資料としてはそれぐらい。

あとは、裁判が進む事に必要な書類を用意していくだけなのだが、実際やってみて思ったのは、とても大変ということ。

そして最終的には示談に持っていかれること。

裁判って意外に「判決!」っていう場面あまりないんですよ。

片方が絶対にイヤと言わない限りは、この金額で手を打ちましょう的な形に収まります。

ということで、少額訴訟と通常訴訟の違いについてお話を。

 

少額訴訟のメリット

  • 裁判手数料が安い
  • 1日で終わる

通常訴訟のメリット

  • ある程度納得いくまで話し合える
  • だいたい最後は示談になる
  • 60万円以上の場合は全てこれ

少額訴訟のデメリット

  • 控訴できない(異議申し立てはできる)
  • 60万円以上の場合は通常訴訟のみ
  • 相手側が通常訴訟を望んだ場合は通常訴訟に移行

裁判のデメリット

  • ガチでめんどくさい
  • 期間がかかる(最低でも半年程度
  • 毎回資料作成に追われる
  • 月1回ほどの日程なので毎月行く時間を取らなければいけない

 

少額訴訟だと提訴するのにそこまでの費用がかからないことが分かると思います。

請求する金額(訴額)手数料
~10万円1,000円
~20万円2,000円
~30万円3,000円
~40万円4,000円
~50万円5,000円
~60万円6,000円

 

この他にかかる費用として、郵便切手代を前納しなければいけません。

相手が一人なら3000~5000円で一人増えていくごとにいくらか必要になります。

裁判所から書留のようなものを送るため、その費用は自分持ちってことで考えてもらえれば分かりやすいかなと思います。

 

あとは、裁判所までいく交通費、遠い場合は宿泊費なんかが、かかる費用としてあげられます。

詳細は裁判所のホームページに載っているので、裁判行う際は絶対に確認しましょう。

 

請求金額によって手数料も上がっていくため、通常訴訟時に吹っ掛けることもできますが、手数料の無駄になる場合があるので要注意。

双方ともに裁判のやり方、進め方は裁判所で教えてくれます。

というよりも弁護士つける必要がない事案であれば、めんどくさいけど裁判所に行って話を聞いてもらうのが手っ取り早いです。

間違えたとしても、色々と教えてくれるので挑戦する方は勇気をもって直接聞いてみましょう。

それすら億劫な場合はお金を諦めるか、弁護士を入れられるよう保険の内容を見直すことが一番です。


裁判の際に事前に準備するもの

今回は交通事故を例にして話しますが、主に修理費用ということになります。

 

修理代の見積もりがいくらだから支払ってほしい。

その根拠となるもの、事故の過失割合についての根拠などを提示しなければいけません。

 

私の場合は、中古車10年落ち、レッドブックで10万という評価だと修理しても10万しか出せないというのが保険屋、無料相談の弁護士の見解でした。

※無料相談は平日区役所などで行っているものがあります。最寄りの無料相談所を探してみましょう。

 

さて、ここで「裁判の時に用意した方がいい」とお話した自分が有利になる情報を用意するということ。

私の場合は、中古車市場で同じ型の綺麗なやつをピックアップして、その平均値を請求することにしました。

 

フレームに傷が入っていたため、全損扱いにできたことが不幸中の幸いで、車両価格を請求する方法をとりました。修理代だとリビルト品で足りるとか、交換しなくても修理で事足りるなどを言われて減額されかねないと思ったので。

 

私が用意した平均値は80万

もちろんカーオークションサイトを利用し、実際の金額を提示しております。
型番を合わせたり、きれいなものを選んだりはしましたが、動かないジャンク品とかも商品として並んでいるため、実動車の美品(事故車の場合、評価が分かれて記載されています)をピックアップしました。

これで車の修理代に関しての資料は完成し、あとは事故現場の写真やグーグルマップ、事故の流れや破損個所の照らし合わせを行い、裁判に臨むことに。

 

同じ書類を三部用意し、裁判所で書類を書いて、お金を支払い手続き完了。
(自分用、裁判官用、相手用の3部が必要になります)

書いてないことについては言及されないため、裁判が進むごとに資料を用意していくイメージ。相手側も反論の論拠を提出してきますので、ここからが戦いになります)

ちなみに提出した書類でしか裁判の話は進まないため、不利になりそうなものは出さないで大丈夫。

相手が提出してきたら、それに対するお返事をするのが裁判の進め方になります。

訴状は自宅と相手の住所に送られる

裁判所からの訴状は自分の住所と相手の住所に送られます。
内容は「相手に何か提出するものがあるなら裁判当日までに送ってね」と書いてあります。

会社相手の訴訟の場合は、会社宛に届くため、裁判になるとややこしいというのは本音。早く終わらせたい、周りにバレたくないと思うかもしれませんが、内容はどうあれ裁判所への手続きが終わってしまったら訴状は届いてしまいます。

訴えられる側であれば、示談で早々解決した方がいいと思います。

こちらから訴えたので、相手には裁判の日時と場所がかかれた訴状が届き、あとは裁判当日を待つだけ。

ちなみに初回は、ほぼ顔合わせと訴状ないように間違いがないか?
ということぐらいしか確認されませんでした。

  • 相手が反論するための書類を何も用意してこなかったこと
  • 口頭であーだこーだ言っているので進まなかったこと

なので、次はまた1か月後までに、お互いに根拠と証拠を提示してくれと言われました。

ちなみに1回裁判が終わるとお互い資料を用意し、裁判当日にその資料を見て話し合い…それを繰り返します。

少額訴訟なら1日で終わるため、60万以下の訴訟であれば、気が楽ですね。

裁判所からの通知にビビって相手方から泣きつかれる

裁判所からの通知って、普通の人じゃあまりみないですよね。

私も送る側でしたが、自宅に届いた時はなぜかヒヤッとしました。
(悪いことはしていないのですが)

上記で説明した通り、訴状ができ次第自分と相手に日時の連絡、相手からの資料が添付されます。

訴状に名前が載って、請求金額が載っていたらあなたはまずどうしますか?

「こんなことになると思っていなかった」

そう思うのが普通でしょう。

こちらの住所と連絡先、相手の住所と連絡先が載っているため直接連絡が来ました。

相手の親からは

同級生の母
同級生の母
あの金額は払えませんが、お話できませんか?

同級生の父
同級生の父
逆に訴えてやる!

とか、色々ありましたが、「当日お越しいただきお話しましょう。」ということで電話は切りました。

同級生とは何度電話しても繋がらず、示談の書類を直接作り金額の件もお話しした上で

同級生
同級生
俺は悪くないからお金なんて払わない

といった人間です。そしてその後連絡もつかなくなったので、自宅にも電話をして説明もしました。

向こうの両親は、電話で詐欺だの、金額が法外だの あーだこうだ言われました。

最後にぎゃふんといわせるために起こした裁判といっても過言ではないでしょう。

法テラスという、無料相談がある

実際問題、相手の父親が訴えると言っていたことは事実でした。

その相談先は法テラス。

無料法律相談といったところでしょうか。

示談がしたいから来てくれと言われ、行ってきましたよ。

同級生の父
同級生の父
法外な金額を請求してきて、急に裁判なんてどうにかしてる!
同級生
同級生
10万なら払うと言っているのに、治療費まで請求してきて法外だ!

そういえば、私は病院でむち打ちの診断を受けていたので、それも添付して裁判所に送っていました。

事故時に救急車を呼ぶ理由はコレです。事故との関連性が疑われるので、当日に病院を受診しましょう。

事故当時は少し痛いぐらいで済むかもしれませんが、意外に交通事故のダメージってでかいため、病院は行っておくのがベストです。

相手が無保険とか、保険屋相手でも損害賠償請求が可能になります。

相手の父親と相手、そして相談員がおり、こちらからはこのように聞いていますが…というお話でした。

相談員
相談員
法外な金額を請求されたということで、相談を受けているのですが裁判の手続きされたんですよね?取り下げとかは?

最初に示談で話を進めていたのですが、納得いかないようなので裁判にゆだねようと思います。

相談員
相談員
裁判になると、こちらかは何も言えません。無料相談なので示談が出来ればと思ったのですが…。

いや、十分に話し合ったと思うし、文句をずっと言っているのはそっちだけで何もラチが空かないから裁判までいったのですが?
裁判の手続きは終わっているため、「取り下げのお願い」という形でした。

最初から頭下げてたら最初の示談書のままの50万で済んだのに、裁判となり、治療費の請求含めトータル120万ぐらいの訴訟になっています。

裁判初日のドキドキワクワク感

実際はあっけなかった。

訴状の内容あっていますか?そしたらお互い自分なりの資料持ち寄って話し合いましょう。

ただそれだけ。次回はいつ頃なので、裁判前に書類は送ってください。
初日って訴状の内容合わせと顔合わせだけなんですよ。

お互いの書類見て、内容の確認。

「何かあれば書類送ってください、次回は何日です。」

ほんとこれだけ。最初だからマジでドキドキしたのに。

だからと言って行かないと心証も悪くなると思うのでとりあえず行っておきましょう。

 

裁判所で私が入る前の時間帯は債権者の裁判があった

債権回収会社と思われる方と裁判官のみ。

淡々と書類が読まれ終わっていくだけの裁判。

 

訴状とか、督促とかそういうのでしょうか。

それだけ債権者がいるということにびっくりしたのと、相手ってここにいないんだなぁと不思議に思ったという話。

 

裁判の結果はいかに

毎月毎月相手の反論文書の答えを書類にして裁判所に送ることが仕事になります。
トータル6回ぐらいですね。(月1回だったのでほぼ半年)

相手によっては嘘をつく場合もあるので要注意です。急にありえないこととか、資料に用意しないで言ってくることがあります。

裁判で話を進めていると、相手がバック駐車していたことから、本気で自分が悪いとおもっていないという点で裁判は難航しました。

反論時に論拠がないと認めてもらえませんし、リサーチが大事です。

ちなみに嘘をついたら虚偽になりますからね。

リサーチした結果に基づくこちらの見解と客観的な証拠という部分を集めて勝負しましょう。

修理金額や治療費については、金額が出ているため反論はないと思っていましたが、

同級生の父
同級生の父
あそこの車屋は違法だ!

その見積書は偽物だ!

怪我なんて嘘だ!

とか普通に言ってくるレベルなので要注意です。

見積書や診断書の原本も資料として手元に置いておきましょう。

同級生
同級生
私はバックが苦手で、後ろなんて見えるわけがない。!

もう免許返せよ。

運転すんなよ。危ないから。あと保険入ってくれよ。


結果は判決とならず、示談で決定

上記の内容から分かると思うのですが、相手側からの資料はほとんどなく、裁判官の心証もよくない。

そして口頭だけで全て進めるため、こちらの提示した資料ですべて賄えていたこと、相手側からの根拠、証拠の提出がないため6回目にして、終了となることに。

この場で話し合って金額の折り合いをつけるか、納得がいかなければ次回判決!

というところまで進みました。

結果としては示談となったのだが、実際どっちがよかったのかは分からない。

判決が出ない場合は過失割合等は出ない。

6回目の裁判で悪いとは認めた相手。

ただ金額にいつまでも納得がいかないようで…

裁判官からいくらならいいか?というのをお互い個別で何度も聞かれ、80万で示談するという結果になりました。

要は120万の請求を私はかけたが、実際の修理代は60万円、その他治療費などです。

私としては、事故当時の示談金より多く請求しましたが、20~30万のために半年間、資料を作ったり、メンタルやられたりといった点では儲かったとは言いずらい金額で落ち着きました。

はっきりいって、最後は裁判官も味方になり、あなたの車の分も請求かけますか?裁判費用もかかりますよ?それを妥協して80万で話し合いがつくならいいじゃないですか!

最後は裁判官のその一言で決まったといっても過言ではありません。

ただ、判決まで出ていたら、通信費とか別の物も含めた最終金額になっていたと思うと、過失割合によってはもっと取れたのかもしれません。

ただ、今回の目的は悪いことをしたらこうなるよ?と相手にわかってもらいたかったのが本音で、むしろ金額というより、ざまぁみろ感がすごかった今回の裁判でした。

 

示談終了後、日比谷公園でコーヒー飲みながら一服しているときにようやく

終わったな。

って思えるぐらいやり切った感と、脱力感がすごかった。

相手はもっと疲弊していたと思いたい。

無保険相手の交通事故まとめ

自動車保険に入っていない程度の人なので、知識やお金はないと思うべし。

言いがかりが一般常識外れすぎてヤバイ。

最悪の場合差し押さえを検討しましょう。

裁判に勝ったからと言ってお金が確実に支払われるわけではありません。

詳しくは弁護士なり、法律の専門家に聞いてください。

ということで、私が経験した無保険相手への報復裁判でした。

無保険の方は是非保険に加入しましょう。

自腹で厄介な相手に当たると慰謝料だけでかなりの金額になります。

保険も自分に合ったのを見つけたいですよね?調べずに加入すると損する場合もあります。

一括査定で、損せずあなたにあった保険を探してみましょう!少しでも安くすることで毎月の家計を圧迫することのない保険が見つかるかも。